DayDay. ナゼ?ナゼ?
ビデオリサーチによると、Z世代の約6割、中高年の4人に1人に”推し”がいるとのこと。池袋の「ジェイホビ研究所」には、アクリルスタンドの台座やぬいぐるみを持ち運べるケースなど、推し活グッズが所狭しと並んでいる。推しの対象は動物にも広がっており、都内在住の女性の推しは「オランウータン」とのこと。女性は「Hello!OHANA」というサービスを利用し、推しのオランウータンに餌を送っているという。餌を送ると、そのお礼として餌を食べている様子の動画が送られてくるとのこと。
駅構内には”推し”を応援する「応援広告」が掲載されている。タレントなどの事務所が応援広告を出してもいいとの許可をホームページに出しているといい、事務所と推し活をする人の理解が合わさって応援広告が増えているという。JR東日本はこうした駅ナカでの応援広告の掲載は時代の流れだと考えており、今年6月には推し活をサポートする取り組みを始めたという。JR東日本が芸能人などのポスターを作成し、推しのラインナップを用意。その中に推したい人などがいたら1口1万円から出資することで、掲載するポスターに自分の名前が入るという。
ミュージカルなどで活躍の俳優・蒼井嵐樹さんの応援広告を出した女性は「出た広告を見たトキに達成感がすごかった」などと話した。また応援広告を掲載してもらったタレントの高木舞優さんは「夢なのかと思った」などと話した。高木さんの応援広告を出した女性によると、費用は7日間で10万円いかないくらいだという。