知られざるガリバー〜エクセレントカンパニーファイル〜 (知られざるガリバー)
白線を引く作業はまず粉末の材料を200℃の熱で溶かし液体にする。袋も原料と同じ素材でできているので、そのまま溶かして使える。作業効率が上がりゴミが残らないのでエコにもつながる。液体になった材料は道路に線を引く施工機へと移され白線が引ける。施工機もアトミクスが開発したもの。ガラスビーズをさらに散布することで白線の見やすさを高め交通事故の防止を図っている。さらに、突起のある白線を引ける施工機も開発。路面が水で覆われた時でも露出したリブが光を反射して白線の位置を知らせてくれる。さらに、白線に乗り上げた際にタイヤから伝わる振動でドライバーに注意喚起する効果もある。リブの上部には瑞がありガラスビーズが残りやすくなる。
アトミクスが近年力を入れているのが環境負荷の低減。床や壁に使われる一般的な塗料は顔料と樹脂にシンナーなどの有機溶剤を加えて液体状にしたもの。これは油性塗料と呼ばれる。塗装後しばらくすると揮発性の高い有機溶剤が消えて樹脂が空気と反応して固まることで塗料が定着する。有機溶剤には健康被害をもたらしかねないものもある。
