TBS NEWS (ニュース)
スマートフォンなどの画面を近くで長時間見る生活習慣の影響で、老眼のような症状を訴える若い人が増えている。眼球にはカメラのレンズにあたる水晶体という部分があり、周りの筋肉が伸び縮みすることで水晶体が厚みを変え、目のピントを調節している。スマホなどの画面を近くで見る場合は水晶体が分厚くなった状態で、この状態が長時間続くと、筋肉に過度な負担がかかるという。この状態が日常的に続くと目のピントを調節する機能が弱まり、若い人でも老眼のような症状が出るのだ。この症状を「スマホ老眼」とも言う。目の筋肉に負担をかけずにピントを合わせられる距離は年齢によって異なる。