THE TIME, プチマーケティング部
イヌ・ネコの総数は1594万匹、15歳以下の子どもの数である1366万人を超える様子が見られる。バス会社のB・I・Gは愛犬を連れて旅行に迎える「わんわんトラベル」というツアーを2022年から行っていて、犬が窮屈にならないように広々としたスペースのバスが使われているのが特徴で、座席を仕切ることで犬同士の接触を防ぐとともに床も滑りにくい素材が使われている。料金は2万円からとなっているが、月150人ほどがツアーに参加しているという。JR東海やJR東日本も同様のペット同伴可能のサービスを展開し、スターフライヤーもケージに入れることでペットと同乗できるサービスを始めている。富岡製糸場ではカートを利用することでペットと入場することが可能となり、直近1年で1000匹以上のペットが訪れているといい、富岡市ではペットを受け入れる店も増加している。富岡製糸場は世界文化遺産に登録されてから来場者数が落ち着きつつある中、来場者数は5万人ほど増加したという。大分・九重町や鳥取県なども腱や街全体でペットと旅行できるようにする試みを行っている。OMO5東京五反田 by 星野リゾートではペット専用の部屋を17室用意し、ドッグランや犬専用シャワールームなどが設置され、愛犬と楽しめる飲食店の案内も行っている。シーツやタオルを一般客室と分けるなど動物アレルギーの人への配慮の上での対応となっている。ワンパスという犬と泊まれる施設を探すことのできるアプリも人気という。