彩り電車 きょうも走る〜千葉県 流鉄流山線〜

2024年7月1日放送 4:21 - 4:44 NHK総合
小さな旅 (小さな旅)

千葉県松戸市などを走る流鉄流山線、都心から一番近いローカル線と呼ばれている。車両はかつて他の私鉄で走っていたものを使用、駅の数は合計5つ。全長は5.7キロで単線だという。108年前に開業し、地域に欠かせない存在となっている。運転士の原聡詩さんは最年少の運転士で、1日に10往復ほどするという。揺れが大きくなりがちだという車両を使う流鉄流山線、最も気を使うのは駅に停まる瞬間なんだとか。子供の頃から他の私鉄にはない親しみを感じたという原さん、電車に名前がついており愛着が湧くのだとか。多くが手動だという流鉄、その連携がかっこいいのだと原さんは語ってくれた。流鉄流山線が大好きで入社した原さんを先輩社員は子供の頃から知っているという。原さんは乗務が終わってもこれから運転士を目指す後輩のための参考書を作る。「運転士は難しいからくじけてほしくない」と原さんは語ってくれた。。
流山市は古くから醸造業で有名で、今でも蔵造りの建物が多く残されている。こうした建物を利用している洋品店を営む秋谷光子さん。実は曽祖父が流鉄流山線の発起人で株主だという。大正時代、街の人達が出資して鉄道を作った。秋谷さんのお店は老舗で家業を継がなくてはいけないプレッシャーがあったという。大学卒業後は就職した秋谷さんだが、結婚後は流山市に戻り家を守ったという。秋谷さんの2人のお子さんも流鉄流山線・流山市が大好きだという。息子さんは毎朝流鉄流山線に乗って出勤する。
駅前で開いているお店、カラフルな流鉄グッズが並ぶ。眼の前に車庫もあるコミュニティスペースだという。運営する手塚さんは移住者ならではの壁に直面したからだという。地域に溶け込めないと感じていた手塚さん、流鉄の力を借りることにしたという。販売する手作りグッズなどはファンや地元の人が持ち寄ってくれる。また毎週のように通う鵜沼さんのような人も現れた。流鉄が確かな繋がりを結んでくれたという。運転士の原さんは乗務を終え、運転士の試験を控えた後輩のもとに向かった。原さんは今後も流鉄を守りたい、背負っていきたいのだと語ってくれた。


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