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福島市でごみ出しのルールが守られていない場合、ごみを開封して出した人を調査する取り組みが始まった。福島市が今年3月に条例を改正し、きのう初めて行われたごみの開封調査。警告のシールを貼ってから1週間の期限が過ぎても放置されたままのごみについては出した人物や事業所を特定したうえで指導を行い、改善されない場合は市のホームページに名前や住所を公表する。福島市では年間9000件にも及ぶルール違反のごみ出しに頭を抱えてきた。横浜市でも2008年から開封調査を行っている。特定した個人に対し直接訪問したうえで指導を行い、改善されない場合には罰則として過料2000円を科している。氏名は公表していないが、効果は現れている。横浜市資源循環局・石川巌道業務課長は「ごみの量の削減にも効果があったのではないかと考えている」、福島市ごみ政策課・根本裕史課長は「分別の徹底、適正排出の協力を呼びかけていきたい」などとコメントした。