戦闘終結に向けた覚書 米・イランが署名

2026年6月18日放送 21:00 - 21:15 NHK総合
ニュースウオッチ9 (ニュース)

トランプ大統領はベルサイユ宮殿で開かれた夕食会の席で、戦闘終結に向けたイランとの覚書に署名した。同宮殿ではアメリカ独立戦争の講和条約の一部も結ばれた他、第一次世界大戦の講和条約の調印式が行われた。明海大学の小谷教授はトランプ大統領の狙いについて、「ホルムズ海峡を1日でも早く開放したい、G7、国際社会に強いアピールができると考えたのではないか」と語る。イランの国営メディアもペゼシュキアン大統領が覚書に署名したと報道。内容に着目すると、イラン側にかなり有利とされ、共和党議員からは「数十年で最悪の外交上の失策」と批判が上がっている。小谷教授によると、今後はイランによるウラン濃縮の権利をアメリカがどこまで認めるか、核開発の査察体制などがポイントになってくるという。
木原官房長官は「アメリカ、イランの最終的な合意が1日も早く実現するのを期待する」とコメント。日経平均株価は初めて7万1000台に。一方、外国為替市場ではFRBが年内に利上げに踏み切るのではないかという観測から、ドルを買う動きが進んだ。都内にある印刷会社を5日に取材した際、インクメーカーから値上げを通達されていると話していた。佐々木工場長は卸売会社にあらためて連絡すると、8月分の値上げは再検討だという。船の位置情報を公開する「マリントラフィック」は鹿児島の喜入港を目指すタンカー1隻がホルムズ海峡を通過したことが確認できたと明らかにした。赤澤経済産業相と面会した出光興産の木藤俊会長は中長期的な安定供給に向け、原油の調達先を多角化する考えを示した」。ただ、原油の受給が逼迫するのは当面続くという。


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