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国会記者会館から中継。自民党総裁選の選挙戦のスタートを受け、候補者5人はそれぞれ朝から必勝祈願や出陣式、演説会に臨むなど慌ただしい1日となった。午前10時から自民党本部で立候補者の受け付けが行われ、論戦・座席の順番がくじ引きで決まった。特に論戦ではトップバッターになるか最後になるかは戦略にも影響するため順番が注目されていたが、1番が小林鷹之氏、2番が茂木敏充氏、3番が林芳正氏、4番が高市早苗氏、ラストが小泉進次郎氏となった。5人の候補者はそれぞれこのあと陣営の出陣式に臨み決意表明を行ったが、ここに集まった議員の数にも注目が集まった。FNNの取材によると、小林氏のもとには議員と秘書などの代理出席を合わせて38人、茂木氏も代理出席を合わせ30人、林氏のもとには約55人が出席した。高市氏のもとには同じく代理人を含め約30人、小泉氏のもとには92人が出席した。小泉氏は前回獲得した議員票の75を超えたこととなる。一方、午後1時からは自民党本部で候補者による初の演説会が行われ、各候補が物価高対策などを訴えた。自民党総裁選は来月4日に投開票が行われる。候補者らはきょうから早速番組への出演をはしごし、祝日のあすは午前10時~共同記者会見、午後2時半~は公開討論会に臨む。今後は全国3か所で演説会が行われ、国会議員や党員の大きな判断材料となる。