午後LIVE ニュースーン 蔵出しセレクション
今日のテーマは梅雨で、梅雨にまつわる映像を紹介していく。昭和32年のニュースでは東京・堀切の菖蒲園や車に泥ハネくらう人たちなどを紹介していて、他にも青果市場の青果類が長引く梅雨で腐ってしまったことなどを紹介していた。日本で1日3回の天気予報がスタートしたのは明治17年のことで、当時は20か所程度しか観測地点が無かったことから低気圧と高気圧の位置をざっくりと書くにとどまっていた。昭和6年の 映像では各地の観測地点から送られてくる電報から天気図を手で書き、それを元にラジオ放送をして更にラジオを聞いた人が道の黒板に天気を書いたり旗で天気を表すことで一般の人たちに天気予報を知らせていた。テレビによる天気予報は昭和28年にスタートし、昭和36年頃には気象庁に官公庁では初めて導入されたスーパーコンピュータを使用して予報の制度を格段に上げていた。その後昭和46年に気象レーダー観測網が導入されるなどし、気象情報は年月とともにより精度が上がっていった。この他梅雨時の明治時代の人たちが虫やヘビよけの効果がある藍染の衣服を好んで着用していたことをなどを紹介した。