イット! しらべてみたら
東京・江東区の日本郵便の建物に東京税関東京外郵出張所がある。この場所は世界各国からの郵便物が集まる場所だという。広さ約1万平方メートルのこの場所にびっしり置かれた大量の郵便物に日々目を光らせているのが税関職員。郵便物はまずベルトコンベアに乗せられ違法なものが入っていないかX線検査で確認。出てきた郵便物は職員が手にとって中身と伝票情報が矛盾していないか一つ一つ照らし合わせる。郵便物を確認していると、石鹸と書いてある郵便物に違和感が。すると中に入っていたのは大量の紅茶だった。違法薬物の疑いがあるため検査を行ったところ、薬物反応は出なかった。中身に異常がなければ元の状態に戻す。さらに取り締まっているの違法薬物だけではなく、コピー商品も。去年1年間東京税関で差し止められたコピー商品は約73万点。前年比約1.3倍で過去最多を更新している。取材していた日も偽物の疑いが強い商品が。オメガの腕時計も偽物の疑いがありと判断された。こうした商品を偽物と知っていながら海外から購入し逮捕されるケースもある。