時論公論 (時論公論)
石破総理大臣はトランプ大統領との初の首脳会談を行った。共同声明では協力姿勢を全面に打ち出した。近くトランプ大統領が日本を訪問することで合意した他、良好な関係を印象づけた。安全保障面での成果は尖閣諸島に日米安保条約第5条の適用されることなどを確認。台湾を巡ってはより踏み込んだ表現が盛り込まれた。経済面では日本からアメリカへの投資残高を1兆ドルにまで引き上げる考えを伝え、声明にはアメリカから日本へのLNG輸出を増やすことなどが盛り込まれた。会談ではUSスチールの買収問題についても話し合われ、トランプ大統領は買収ではなく多額の投資で合意したと述べている。一方、ウクライナ問題などについては声明に盛り込まれなかった。