情報7daysニュースキャスター 7DAYS REPORTS
鹿児島県にある特攻資料館のひとつが知覧特攻平和会館。17歳〜32歳までの若き特攻隊員1036人の遺影や家族、恋人などに残した遺書などが展示されている。敗戦が濃厚となる中、人間爆弾として米国艦隊などに激突し命を落とした隊員たち。出撃命令が出ると家族や恋人と別れを惜しむ間もなく、ただ死ぬためだけに飛び立っていった。かつてこの平和会館を訪れた小泉元総理はあふれる涙を抑えることができなかった。ここをモチーフにした小説「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたらは累計発行部数140万部を突破、去年映画化もされた。小説や映画のヒットで若い世代にも知られるようになった特攻資料館。早田ひなは訪れたいと思った理由について「生きていること、自分が卓球を当たり前にできていることは当たり前じゃないというのを感じたいなと思い、行ってみたいなと思っています」と話した。