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ゴールデンウィークに神奈川県で開催されているのが京急百貨店 昭和・平成レトロ展。昭和の町並みを再現した会場にはレトロなポスターや看板、ガラケーなど懐かしのグッズが。またお台場のレトロ展では1日800人の来場がある。スナックエリアや交番、銭湯などノスタルジーを感じさせる風景が再現されている。中でも人気なのがレコードのブース。アナログレコードの生産額は去年約78億円にのぼり、昭和最後の年になった1989年を上回るほどの人気に。若者の間でも昔の曲を聞く人が多くなっている。早朝から行列が出来ていたのは昭和50年創業の純喫茶で、お客さんのお目当てはモーニング。またチョコレートパフェやクリームソーダも外国に無いとのことで外国人人気が高い。静岡市には先月オープンしたばかりの昭和レトロに浸れる宿泊施設が。レトロな家具、ダイヤルの電話、レコードプレーヤーなど昭和な空間となっており、築47年の空き家をリフォームしたもの。1泊3万6000円前後で、最大10人が利用可能。社会問題となっている空き家の解決策としても有効な方法だという。長野・千曲市では観光客誘致の起爆剤となっているのが昭和ネオン街を象徴するスナック。戸倉上山田温泉ではバブル期には年間130万人の観光客がいたが客足は減少し、温泉街にあった昭和のスナックを観光スポットとして打ち出した。初めてのお客さんでも入りやすいように90分3500円の明朗会計も功を奏し観光客が増加している。