めざましテレビ NEWS
きのう夕方埼玉県上尾市で突然雨が降り出し、桶川市では猛烈な雨と風が吹く様子や北本市では雷鳴と雨が降る様子が撮影、埼玉県長野県栃木県などの一部でひょうとみられる氷の粒が降るなど大気の状態が不安定になり午後から関東を中心にゲリラ雷雨に見舞われた。一方きのうは一年で最も暑さが厳しく感じられる頃大暑で今年最多の247地点で猛暑日となった。北海道美幌町では37.3℃を観測したほか、北見市でも36.4℃まで気温が上昇した。東京都心でも猛暑日手前の34.3℃まで気温が上昇した。おめで鯛焼き本舗 戸越銀座店では冷たい鯛焼きを発売している。
きのう東京都内では熱中症の疑いで137人が救急搬送、男性二人が重篤ということ。きのう埼玉県の病院に熱中症の疑いで搬送された10代女性は外作業中に頭痛とめまいに見舞われたという。頭痛があるからといって頭痛薬を飲む人もいるが埼玉慈恵病院藤永副院長は「普通の鎮痛解熱剤は効くメカニズムが熱中症と違う、多少和らいだからと水分補給を怠ると熱中症が進行する可能性がある」とした。この時期の頭痛は熱中症を疑われる場合もありまず、涼しい部屋での十分な休息、それから水分や塩分をとって様子を見たあと薬を服用するのが望ましいということ。
連日の猛暑の影響は牛乳にも出ている。乳牛など約60頭を飼育する榎本牧場を取材すると涼しい環境を好む乳牛のためにミスト扇風機や送風機を増設し暑さ対策をしているが乳量が10~15%減っているという。危険な暑さは今週も続く見通し。