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森永孝仁さんは、勝浦町にキャンプ場を造りたいと思い、家族で東京から移住してきたと話す。駅から車で5分の好立地に見つけたサッカーグラウンド2面分（約4000坪）の土地をサラリーマン時代の貯金で購入し、山林だった場所を森永さん一家が自分たちの手で開墾。子育て世代専用「リスッコ・ファミリーキャンプ場（一泊4000円～）」を去年、オープンさせた。今では月に200人以上が訪れるという。勝浦市には豊かな自然がもたらす恩恵を生かし、新たなビジネスチャンスを掴む移住者が沢山いる。デインさんは、23年前、イギリスから来日。都内で働いていたが、勝浦市の海の美しさに一目惚れし、7年目に移住。勝浦駅から車で10分の場所にある「Splash Guest House（一泊1万1900円～）」は、デインさんの自宅兼ゲストハウス。釣り、シュノーケリングなどマリンレジャーも手掛け、勝浦の海を満喫する宿泊者の様子をSNSで発信してる。今では世界中から年間700人以上が訪れる。勝浦市は家賃相場も格安。リビングダイニング（16畳）のついた4LDK一軒家の家賃が6万円。都内の物件と比較すると、約8割引き。そして、勝浦市の移住者が口を揃えて絶賛するのが、山海の食文化。