列島ニュース 松山局 昼のニュース
愛媛県は2013年に策定した南海トラフ巨大地震の被害想定について、最新の地形データなどをもとに独自に見直しを進めており、このほど最終報告をとりまとめた。それによると県内で全壊・焼失する建物数は12万6325棟で、津波や建物の倒壊などによる直接的な死者数は1万2750人に上るとしている。市町ごとにみると西条市が3214人、新居浜市が2008人、宇和島市が1705人など、浸水が短時間で広がる地域で死者数が多くなっている。死者数は前回想定と比べて震度6強以上の揺れが想定される面積が減ったことなどから約2割減少したが、津波による死者数は自力での避難が難しい高齢者や障害者などの非難を考慮し前回より1129人多い9313人となっている。また今回初めて災害関連死の想定も公表され、死者数は最大で3602人に上る。孤立集落の数は液状化や橋の寸断などを踏まえ推計した結果、これまで想定されていなかった八幡浜市や伊方町など19の市町で前回の1.6杯にあたる420の集落に上るという。
