めざましテレビ NEWS
日本時間のきのう夜から投票が始まった米国の大統領選挙。投票所には長蛇の列。日本時間午前6時時点では、ハリス氏48.7%、トランプ氏48.6%と大接戦。投票開始直前、両候補は最大の激戦州・ペンシルベニア州で最後の演説を行った。史上初の女性大統領を目指す民主党・ハリス副大統領の演説ではレディー・ガガが歌声を披露し支持を訴えた。130年ぶりとなる返り咲きを目指す共和党のトランプ氏。近年稀に見る大激戦となっているアメリカ大統領選。明治大学・海野素央教授は「大勢判明までには数日かかる。激戦7州で最も重要なのはペンシルベニア州。2人の差が0.5ポイントの場合は数え直しが行われるので数日かかると見るのが妥当」と話す。このあと日本時間午前9時から順次開票が始まる。
ワシントンから中継。ハリス副大統領は出身大学で今夜演説を行う予定。ハリス副大統領は先ほどワシントンにある民主党の選挙本部を訪れ、支援者に感謝の思いを直接伝えた。また激戦州の一つ・ウィスコンシン州のラジオ番組に出演し、改めて支持を呼びかけた。ハリス陣営によると、ハリス氏は「最後の1秒まで諦めない」と話していて、電話やSNSを通じ投票を呼びかけていく考え。
フロリダ州から中継。フロリダ州のトランプ陣営の会場には支持者や世界各国のメディアらが集結。トランプ前大統領は自宅でイーロン・マスクら有力な支持者らを招き夕食会を予定。この会場には夜には訪れ演説する見通し。トランプ氏は5日、記者団に対し「選挙で敗北した場合でも公正な選挙であれば真っ先に認める」と強調したが、熱烈な支持者による暴動も懸念されるだけに国内の警戒が高まっている。