ゴゴスマ (ニュース)
アメリカとの関税交渉が合意。自民党幹部は、参院選敗北の検証後に、石破総理が退陣する可能性を示唆した。石破総理は、参院選後、関税交渉が継続中であることを理由に続投を表明していた。今回の合意が進退に影響するか聞かれ、石破総理は、交渉の合意内容を精査しなければ、申し上げられないなどとした。きょう、石破総理は、岸田前総理、菅副総裁、麻生最高顧問らと会談。自らの進退について協議するものとみられる。自民党幹部は、今回の合意は花道、総理は、関税交渉が終わるまで辞められなかっただけだなどとしている。参院選敗北の党の検証は、8月中に終わる見通しだという。
石破総理は、きょう午前、トランプ政権との関税交渉で合意し、日本への相互関税は8月1日から発動予定だった25%から15%に引き下げられることになったと説明。自動車への関税については、25%の追加関税を半減し、既存の税率2.5%を含め15%にすることで合意したと明らかにした。農産品を含め、日本側の関税を引き下げることは含まれていないとしている。コメの輸入については、日本が毎年約77万トンを関税をかけずに義務的に輸入するミニマムアクセスの枠を維持したうえで、アメリカからの輸入割合を増やすと説明した。