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体全体を包み込む白いダウンのような上着。頭には不思議な装置がついた帽子だろうか。これは未来の睡眠ウェア。NTT DXパートナー「ZZZN SLEEP APPAREL SYSTEM」コンセプトは“持ち運べる睡眠”。NTT DXパートナー・スリープテック事業部・梅田貴大さんは、日常の中に溶け込む感じで使ってほしいなどと話していた。厚生労働省の調査によると、日本人の約4割が「睡眠不足」とされていて、先進国の中でも睡眠時間が短いと言われている。こうした背景の中、NTT東日本グループなどは、心拍数などを計測する指輪型デバイスとダウンが連携し、外出先でも「最適な仮眠環境」を生み出すウェアを開発。4月に開幕する大阪・関西万博に出展される予定。一方、マッサージチェアなどを製造する「フジ医療器」が行った調査によると、睡眠の質を改善するために使っていいと思う予算について、最も回答が多かったのは1万円〜5万円未満。良い睡眠のために投資は必要と考える人も多いよう。今回の睡眠ウェアは、万博向けに作ったプロトタイプ。