Nスタ (特集)
今月行われた、全国160もの自治体が参加した日本最大級のふるさと納税イベント「第10回ふるさとチョイス大感謝祭2024」。返礼品の無料試食が決め手となるという。自治体側は“我が町に寄付を”と、あの手この手でアピール合戦。みかんジュースをアピールするため、愛媛県愛南町は蛇口を使用。ドジャース・大谷翔平選手のふるさと、岩手県奥州市は前沢牛の試食。福岡県太宰府市の市長・楠田大蔵氏が自ら宣伝していたのが、太宰府市にゆかりのある豚骨ラーメンの専門店「一蘭」のふるさと納税限定生麺セット。静岡県西伊豆町は珍しい試食を提供。おろしたてのわさびをごはんとかつお節の上にのせた、シンプルながら絶品のわさび丼。東京都千代田区・樋口高顕区長、来場者のコメント。横浜市、滋賀県近江八幡市・近江牛、鹿児島県鹿屋市・国産うなぎの映像。
実質2000円でお得に返礼品がもらえるふるさと納税は昨年度、全国の寄付額がついに1兆円を突破。自治体別の寄付額で全国3位となった大阪泉佐野市の原動力が、秘伝のたれに漬け込んだ牛ハラミの焼き肉。全国2位は北海道紋別市。紋別市のホタテは、あるふるさと納税サイトでは今月およそ76万点の返礼品の中で一番人気(ふるさとチョイスHP・11月月間ランキングより)。そして193億円以上の寄付が集まり、2年連続で日本一の自治体が宮崎県都城市。今回のイベントの秘策は「30分間・自慢の芋焼酎が飲み放題」。人気のローストビーフや炭火焼き鶏などを試食しながら、じっくりアピール。