木村花さん 死から5年 母が伝える“言葉の怖さ”

2025年11月28日放送 0:08 - 0:19 TBS
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先月7日、東京・中央区で子どもたちの手拍子の乗って入場したのは、元プロレスラーの木村響子さん。特別授業の講師として小学校を訪れた。テーマはSNSとの向き合い方。響子さんが現役時代に向けられた言葉を考えた。子どもたちの意見を聞きながら進める授業。響子さんはなぜこの取り組みをしているのか。響子さんの娘、木村花さんは女子プロレスラーの道を進んだ。しかし2020年、民法のリアリティ番組に出演し、その言動を巡ってSNS上で誹謗中傷を受け、22歳で自ら命を絶った。響子さんは花さんを中傷した人を刑事告訴したが、侮辱罪に問われた男性に科されたのはわずか9000円。響子さんは署名を募って、侮辱罪の厳罰化を求めた。2022年7月、侮辱罪の法定刑が引き上げられた。しかしその後もSNS上では、誹謗中傷の被害があとをたたない。兵庫県では県知事の疑惑を調査していた県議が、SNSで大量の誹謗中傷を受け自ら命を絶った。総務省によると被害相談の件数は2年連続で6000件を超え高止まりが続いている。響子さんが誹謗中傷を無くすためにどうしたらいいか考えた末に出した答えが子どもたちにメッセージを届けることだった。
そんな響子さんを特別な思いで見つめるのが、月島第二小学校の伊藤真吾校長。実は花さんのファンだった。伊藤校長は「(花さんへの)誹謗中傷 本当にものすごくて自分も見ていて苦しい思いをして、なんとか出来ないものかとファンの間で話したんですが結局何も出来ない」とかたった。だからこそ今、みんなに優しくできる子どもたちになってほしい、等と話していた。響子さんがいつも授業の最後に伝えるのは花さんのこと。真剣な表情で耳を傾ける子どもたちに、響子さんは自分も相手も傷つけないために色々な言葉を知ってほしいと呼びかける。この活動を通じても、SNS上では響子さんを名指しして「お金のためにやっている」などと中傷するコメントが書き込まれている。響子さんは「(花さんの死を)なかったことにされたくないという思いがすごく強くて」「踏みつぶされないためにも活動をやっていかないといけない」等と話していた。


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