来月から禁止 若者などに広がるCBN

2026年5月23日放送 6:44 - 6:51 NHK総合
NHKニュース おはよう日本 (特集)

大麻由来成分の1つ、CBN(カンナビノール)を含む製品は通販サイトや店舗で販売されてきた。しかし厚生労働省は“幻覚や興奮などの作用が出るおそれ”があるとして来月から所持や使用などを禁止する。CBNについて、渋谷の街で聞いた。厚生労働省によると、去年5月には山梨県内の大学の寮でCBNを含むとみられるクッキーを食べた学生が2階から飛び降りて大けがをする事故が起きるなど、救急搬送の報告が複数寄せられているという。大手ショッピングサイトではCBNを含むクッキーやグミが数多く販売されている。動画サイトでは若者を中心に“CBNを摂取してみた”などといった動画がいくつも見られる。クッキーを購入した30代の男性は1年ほど前から週1~2回ほどの頻度で使用を続けている。酒と一緒に摂取した際に体調に異変を感じたという。湘南医療大学・舩田正彦教授が「決して手を出さないようにしていただきたい」などとコメントした。
厚生労働省はCBNの成分を動物を使って実験するなどして調べたところ、指定薬物への追加を決めた。来月からは違反すると刑事罰の対象になる恐れがある。厚生労働省担当者は「持っている人は今月中に廃棄してほしい」としている。2023年、大麻に似せて人工的に合成された「HHCH」が入った“大麻グミ”を食べた人が体調不良を訴えて厚生労働省が規制した。その後も類似製品が出回り、国は6種類について2024年~販売や所持・使用などを禁止した。関東信越厚生局麻薬取締部元部長・瀬戸晴海さんが「未規制なら安全というわけではない」などと話している。


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