所さんのそこんトコロ 開かずの金庫を開けろ!
老舗旅館の開かずの金庫を調査。三代目が郵便局から譲り受け、長年宿の金庫として使ってきたもの。石橋さんは父から開け方を引き継いだものの開かなかったという。ダイヤルと鍵の二重ロック式で、ダイヤルの目盛りは0~99。3つの数字を任意に設定する100万変換ダイヤル。ダスキンレスキューの玉置さんが開錠に成功した。中には大正時代の使用人名簿や改築の記録、板垣退助の100円札などが入っていた。5通の書が貼られた巻物も見つかった。古い2通を読み解くと、石橋旅館初代の六郎が帯刀を許されたとあり、書状には家康の文字が。家康が天下人となる30年以上前に書かれた可能性があり、歴史的に貴重な史料が出てきた。