株価ショックはどこまで根深いのか

2024年9月10日放送 6:23 - 6:31 テレビ東京
モーサテ プロの眼

本日のテーマ「株価ショックはどこまで根深いのか」。ピクテ・ジャパン・大槻奈那が解説。8月以降株価の変動が激しいという状況が続いている。だいたいこういうショックがあると市場の動揺というのが尾を引くケースが結構ある。「株価が3%以上下落した日と下落率」のグラフを紹介。日経平均が10%を超えるような高騰は4回しか過去なかったが、下落というのはだいたい単発じゃなくて群発している。アメリカが下落した時に日本で円高が重なると7割の確率で日本株の下落率の方がアメリカを上回っている。アメリカは利下げ局面に入ろうとしているが、利下げ局面はその後株価が下落しやすい傾向にある。3つの理由が考えられる。(1)利下げが遅かったのではないか。(2)利下げが市場に対してシグナルを送ってる可能性がある。(3)アナリスト・市場は変化に弱い。しかし、今回の株価急落については、大丈夫な可能性が高いのではないか。3つの理由が考えられる。(1)企業や家計の財務が堅実(2)リスクテイカーの多様化(3)金融システムが健全。懸念材料としては経済の構造がちょっと変わってしまっているところがあり、アメリカの場合株価が経済を支えるという状況が過去に比べて大きくなっておりより、多くの個人が株式を保有するようになっている。今株価がもし下がると逆資産効果が発生しやすく消費がGDPに対して悪影響を及ぼすというルートが過去に比べて強くなっている。株価についてしばらくは要注意。


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