ワールドビジネスサテライト (ニュース)
3連休明けの株価が大きく上昇し、一時、3万8000円台をつけた。前日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が高値を更新したことで、その流れを日本市場も引き継いだ。株高を牽引ししたのが半導体関連株で、東京エレクトロン1社で日経平均を396円押し上げた。また、金融庁は損保各社に株式の持ち合い解消を要求。持ち合い株式の売却で、成長投資への資金が増えるとの期待から、日経平均を押し上げた。都内では新NISAにちなんだシンポジウムが開かれ、株式相場に強気な見方を示していた。戸田浩司氏は日経平均が4万円に到達する可能性はあるとしつつ、アメリカの株高が今後も続くかは不明瞭で、「商業用不動産の価値が目減りしてきている。地域金融機関が将来的な貸出は大丈夫かと警戒感を持たれていた。