大下容子ワイド!スクランブル (ニュース)
世界の核弾頭数は合計1万2121発(推計)。アメリカは去年と比べて減少しているが、ロシア・中国・北朝鮮などは増加している。アメリカのトランプ大統領はロシアや中国との核軍縮の協議に意欲を示している。アメリカとロシアの間では2011年に新戦略兵器削減条約(新START)が発行されている。配備可能な戦略核弾頭を1550発以内に制限するなどが盛り込まれている。ただ、ロシアのプーチン大統領は2023年2月にこの条約の履行停止を表明している。このままだと来年2月には失効ということになる。さらにプーチン大統領は去年11月に新たな核兵器使用に関するドクトリンを承認した。欧米諸国を念頭に通常の兵器でも大量に発射されたと確認できれば、核兵器が使用できるとし、使用条件を大幅に緩和した。また、核弾頭を290発保有しているとされるフランスのマクロン大統領はトランプ大統領とゼレンスキー大統領の会談決裂後、アメリカに依存しない安全保障の構築が必要だと訴え、欧州独自の核抑止力について議論する用意があるとした。先月26日、石破総理が核のない世の中は理想だが、日本は核抑止力をアメリカに拡大抑止に頼っていると述べた。林芳正官房長官はオブザーバー参加が日本の核抑止政策について、誤ったメッセージを与え、平和と安全の確保に支障をきたす恐れがあると説明。吉永みち子はオブザーバー参加をしないのは情けない。核抑止というものは間違った考えだと思っているなどと話した。末延吉正は僕は核抑止は認めているが、立場を表明した上で、戦術核は絶対にあってはならないということを被爆国として日本の代表が出て発言するべきだと話した。