森の再生は…旧足尾銅山の”公害”

2025年5月4日放送 9:34 - 9:39 TBS
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栃木・日光市足尾町にある松木堆積場は銅の製造過程で発生した廃棄物置き場となっている。製錬所からの煙害で木々が枯れ、岩と砂に覆われている。唯一生き残っているブナは「孤高のブナ」と呼ばれている。ブナから片方は森に覆われているがその逆は岩山となっている。明治20年頃、足尾銅山製錬所では当時の最先端技術を導入し積極的な銅の採掘・精錬を行っていた。その結果木々などが枯れる被害が出て田中正造が天皇らに直訴し日本初の郊外と認定された。松木堆積場では100年以上経っても公害の跡が残されている。閉じた消失した森林面積は2400haでその森を蘇らせようと植樹活動「森びとプロジェクト」が行われている。苗木が鹿などに狙われないように防獣ネットを貼ったりした。また、「希望のブナ」と呼ばれるブナは孤高のブナの実から約100個から2つ発芽したブナは7年かけて苗木を育て、2年前に1本を植樹した。


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田中正造足尾銅山跡足尾町(栃木)岸井成格

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