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パリ五輪から9か月。岡慎之助は、五輪後はどんな状態でもいけると思っていたが、もう一回ゼロから積み上げていくのが現状、監督からも、今のままでは次の五輪で金メダルは取れないと言われたなどと話した。岡の武器のひとつが着地。先月の全日本選手権では、出場選手で唯一、全種目で最後の着地を止めてみせた。体操は今季からルールが変わり、着地を止めると0.1加点される。岡は、ルール変更は大きいとし、ミスをしなかったら勝てる、周りよりリードできるなどと話した。現在の着地の完成度は90％。足りないのは、着地の姿勢だという。低い姿勢や足が開く姿勢は減点対象になる。五輪連覇に向けて目指すのは、加点される着地。岡は、上体を高くして着地することを意識している、感覚がつかめればきれいな着地ができるなどと話した。