NHKニュース7 (ニュース)
ローマ教皇を決める選挙・コンクラーベが7日から始まる。会場となるシスティーナ礼拝堂では準備が着々と進められている。世界各地から教皇に継ぐ地位にある枢機卿が集っている。投票は外部との連絡手段を絶ち実施される。外の広場で待つ信者たちは教皇が決まると白い煙で知らされる。フランシスコ教皇は教会の改革を推進してきた。この路線が引き継がれるのか保守派が巻き返すのかが焦点。投票を行う予定の133人の枢機卿はアジアなどの出身者が増えて多様化が進んでいる。このため結果の予測がより難しくなっている。ローマ市内で仕立て屋を営むラニエロ・マンチネッリさんは過去3代のローマ教皇のために法衣を作ってきた。今回誰が選ばれても対応できるよう3サイズを納入するという。