大下容子ワイド!スクランブル (トップニュース)
石破総理に前後して麻生太郎最高顧問、菅義偉副総裁、岸田文雄前総理の3人も総裁室に入った。現職の総理大臣が総理経験者3人と会談を行うのは異例のこと。きのう、石破総理が進退を判断するのではないかという見方が一気に広がった。石破総理が続投の理由に挙げたアメリカとの関税交渉がまとまったこと、党内から「石破おろし」の声が加速していることが背景にある。全国青年部長・青年局長オンライン会議を開催した自民党・中曽根康隆青年局長は「大変声が大きかったのが総裁及び執行部の刷新、そして即時退陣というものであった」と述べた。小泉農水大臣が会長を務め、菅副総裁も所属する神奈川県連・梅沢裕之幹事長は「責任を明確化ということで辞任が一番わかりやすい」と述べた。こうした声が渦巻く中で石破総理と総理経験者3人による会談では何が話し合われたのか。取材に応じた石破総理は「強い危機感を皆で共有した。党の分裂は決してあってはならない等々、いろんな話があった。私の出処進退については一切話は出ていない。一部にそのような報道があるが、私はそのような発言をしたことは一度もない」と述べた。石破総理は参議院選挙の総括をまとめる来月までに進退を判断する方針だというが、「石破おろし」の動きは収まるのか。