ザ!世界仰天ニュース グアム墜落のジャンボ機…衝撃の墜落原因
パク機長は大韓航空の優勝なパイロットで数々の功績を残しており、かつて韓国軍のパイロットとしても活躍し飛行実績も豊富だった。事故当日の1997年 8月5日の2日前、パク機長は天候不良のため日帰り予定が香港に泊まりになった。予定通りであれば翌日は休暇で1日あけてドバイ行きの便に乗るはずだった。事故前日、翌日のドバイ行きの便に休憩時間を確保できず遅い出発時間のグアム行きに変更になった。出発当日は昼寝をして夕方に金浦空港へ。副操縦士も空軍上がりでパク機長の2歳年下のベテラン。機関士は50代後半の超ベテランで当時のコックピットは3人体制だった。夏休みシーズンで多くの乗客を乗せるためグアム行きはジャンボ機に変更されていた。グアム空港は滑走路手前5kmに高さ約200mの山があり注意が必要だった。
広告デザイン会社で働くイ・ジョンファンは仕事で活躍したご褒美にハワイへの旅行券を贈られた。韓国では海外自由が認められ急速に海外旅行が伸びていた。イ・ジョンファンは家族みんなで行くために7名みんなで行けるグアムに行先を変更した。広告代理店で働くソン・ユンホは初めての海外旅行。搭乗直前に友人と並びの座席に変更した。大韓航空801便は午後8時53分(韓国時間)に乗客・乗員254人を乗せて金浦空港から離陸した。グアムには約4時間のフライトで午前2時頃に到着予定だった。グアム国際空港には飛行機の離着陸を誘導する場所が2か所。グアムに来る飛行機は1日約50便。