午後LIVE ニュースーン おとりよせ@神奈川
能登半島地震では断水の被害が長引いているが、震災による水の確保に向けて民間企業が協力する様子も見られる。渋谷区のビルの近くには井戸が設置されていて、飲料水としては使えないものの帰宅困難者や近隣住民に使ってもらうことができるという。モデルハウスでも災害時のために飲水を保管するシステムが設置されていて、地下のタンクとポンプをつなげて足踏み式で水を使うことができ3日分の飲料水を確保することができるのだという。雨水を貯めることで災害に備える動きも見られ、300平方mの空間に雨水を保存することが可能という。雨水は汚れている降り始めの水を捨ててからフィルターを通してゴミを取り除いて水を確保するのだと言い、上澄みからきれいな水だけを確保してきれいな水のみを飲むことが可能となっている。日光に水が当たらないことで水質も悪化しないのだいい、特別な浄水器を使えば飲むことも可能なのだと言い、このタンクは自治体や大規模商業施設への販売を目指すという。専門家の遠藤崇浩さんは災害がおきた後に使える井戸の情報を共有する仕組みを作ることで、自助・共助・公助の運動がうまくいくのではないかと言及している。住んでいる地域ごとに備えを確認することも大切となっている。