注目 心臓病の治療「iPS心筋シート」を承認申請

2025年4月11日放送 8:37 - 8:42 フジテレビ
サン!シャイン (ニュース)

視聴者から「iPS細胞」に対する疑問・期待することなどを募集、QRコードまたはサン!シャインで検索し公式LINEを友だち追加すると送ることが可能。iPS細胞由来の「心筋細胞シート」を開発した大阪大学初のベンチャー企業「クオリプス」で今月8日に厚労省に販売に向けた承認を申請を行った。承認されればiPS細胞を使う治療としては世界初となる。大阪大学研究所ではiPS細胞を培養し心臓の筋肉の細胞を作製、厚さ0.1mmのシート状に加工する。心筋細胞シートに期待されているのは心臓病の治療、シートを重い心臓病患者の心臓に貼り付けることで機能回復が期待されるという。クオリプスはこれまでに重い心臓病患者の心臓表面に貼り付ける治験を8例行ったところ術後の経過は良好だということ。2006年京都大学山中伸弥教授が世界で初めて作製に成功したiPS細胞、山中教授はその功績が認められノーベル生理学・医学賞を受賞した。誕生以来再生医療を中心に研究が続けられているiPS細胞は明後日から開幕の大阪・関西万博でも注目されている。iPS細胞から生まれた心臓が展示され大きさは3.5センチで実際の心臓機能はないがヒトと近い体温の培養液内で拍動している。今後さらなる活用が期待、心筋細胞シート開発の責任者の大阪大学澤特任教授は「最終的には心臓ではどんな方でも再生医療で助けることのできる世の中になれば」とした。


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