TBS NEWS (ニュース)
海上保安庁の仕事を知ってもらおうと広島県呉市の中学生による職場体験が行われた。海上保安大学校で職場体験をしたのは、呉市内の中学2年生の24人だ。まず、生徒たちは海上保安庁と海上自衛隊の業務の違いうや航海に必要な海上交通にルールなどを模擬授業で学んだ。生徒たちが体験したのは、練習船こじまの操船シミュレーターだ。教官と海図を確認したあと各配置につきシュミレーターを使って東京湾を航行していく。生徒たちは周囲に船舶や障害がないか双眼鏡やレーダー画面を確認しながらレインボーブリッジをくぐったり、夜間航行を体験した。刃物で襲われたときや、相手に掴まれや時に振り払ったりする制圧訓練。生徒たちは、お互いに技を掛け合って真剣に取り組んでいた。最後に修了式で、ひとりひとり終了証書が手渡され2日間の職場体験が終わった。海上保安大学校では、今後も呉市と連携して職場体験を受け入れることにしている。