- 出演者
- 鈴木悠 徳田琴美
オープニングの挨拶。
きのう、石破元幹事長が地元である鳥取で総裁選への立候補を正式表明した。総裁選について石破氏は「38年間の政治生活の集大成とする」と話し、「5回目となる今回の出馬が最後の総裁選への挑戦だ」と覚悟を示した。また、茂木幹事長も出馬の意向を固め、これまでに周辺に伝えた。関係者によると、来月に出馬会見を開く方向で調整したという。さらに、河野デジタル大臣も「私の経験を活かして国をリードしていきたい」とし、明日の記者会見を前に事実上の出馬宣言をした。
立憲民主党の野田元総理は、昨日夜に地元の千葉県で行われた祭りに参加し、その後JNNの取材に応じた。野田氏は代表選の争点の一つとして、政治改革を挙げ、「自民党の政治と金の問題の膿を出すのは我々の仕事」との考えを示した。複数の関係者によると、野田氏はすでに立候補する意向を固め、今週半ば頃に出馬表明を行う見通し。また、再選を目指す泉代表も地元である京都市内の米穀店などを視察し、スーパーなどで米が品薄になっていることを受け政府に対して対応を求める考えを示した。さらに、立候補を正式に表明している枝野前代表も地元のさいたま市で行われた祭りに参加し、「30年以上育てていただいた地元のみなさんの応援と声が私の基本。こういう時間がつくれてよかった」と述べた。
東京電力福島第一原発の処理水放出開始から1年が経過し、岸田総理は福島県・いわき市を訪れ、現地の水産物を試食し安全性をアピールした。また、中国などによる日本の水産物の輸入停止措置について「科学的根拠に基づかず極めて遺憾」とした上で、今週に漁業関係者の支援のための関係閣僚会議を予定しており、「秋の経済対策も見据えた対策の方向性を示したい」とした。
日本とアフリカ各国が保険や教育などさまざまな課題の解決策について議論するTICADアフリカ開発会議の閣僚会合が、東京で始まった。日本が主導し、アフリカからおよそ40か国の閣僚らが参加するTICAD閣僚会合が昨日、都内で開幕した。来年8月横浜で開かれる首脳級の第9回TICADに向けて今回の会合では、保険や教育・気候変動などさまざまな課題に対する革新的な解決策についてアフリカ各国と意見が交わされる。きょうは日本とアフリカのスタートアップ企業や投資家らを招き、ビジネス環境の整備などについて話し合われる見通しだ。
「TBS NEWS DIG」の告知。
ドジャース7−3レイズ。史上6人目の40ホームラン、40盗塁まであと1つずつしているドジャース・大谷翔平が、シーズン40盗塁を達成。残るはホームランのみ。その瞬間が訪れたのは、同点の9回、ツーアウト満塁の場面。ドジャースファンも立ち上がって見守る。自身初となるサヨナラ満塁ホームランに大谷も大興奮。これ以上ない劇的アーチで、史上6人目、日本人では初となる40ホームラン、40盗塁を達成。史上最速となる126試合目での快挙となった。ヒーローインタビューでは手荒い祝福。大谷は「勝つための手段としての1つ。そういった記録が作れたのは大きなこと。ドジャースに来てからの今のところ一番の思い出になった」と語った。
夏休み中は生活リズムが崩れがちになり、規則正しい生活に戻ることが難しくなる。また、学習の遅れや子供同士のトラブルがある場合、新学期への不安が大きくなることがある。夏休み明け、子供から「学校に行きたくない」と言われた時、保護者はどう対応したらいいのか。その参考になるチェックリストが話題になっている。「学校休んだほうがいいよチェックリスト」は、LINEでできるチェック表で精神科医が作成した20項目について保護者が子供の様子を入力していく。”夜中に何度も目が覚めたりする”・”朝食や身じたくがかかりすぎる”など不登校の予兆としてよく見られる行動について、「はい」・「いいえ」で答える。 「休ませましょう」・「聞いてみましょう」・「問題なさそうです」といった精神科医の過去の診断などに基づいた参考意見が出る。このチェックリスト去年の夏休みが終わる直前に公開したところ6日間で利用者が1万6000人を超え、現在は7万人以上が登録している。このチェックリストを精神科医とつくった石井しこうさんは「自分の子供だからこそ状態が見えなくなってしまうこともあるので無料ですから使ってみてほしい」などと話した。
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海上保安庁の仕事を知ってもらおうと広島県呉市の中学生による職場体験が行われた。海上保安大学校で職場体験をしたのは、呉市内の中学2年生の24人だ。まず、生徒たちは海上保安庁と海上自衛隊の業務の違いうや航海に必要な海上交通にルールなどを模擬授業で学んだ。生徒たちが体験したのは、練習船こじまの操船シミュレーターだ。教官と海図を確認したあと各配置につきシュミレーターを使って東京湾を航行していく。生徒たちは周囲に船舶や障害がないか双眼鏡やレーダー画面を確認しながらレインボーブリッジをくぐったり、夜間航行を体験した。刃物で襲われたときや、相手に掴まれや時に振り払ったりする制圧訓練。生徒たちは、お互いに技を掛け合って真剣に取り組んでいた。最後に修了式で、ひとりひとり終了証書が手渡され2日間の職場体験が終わった。海上保安大学校では、今後も呉市と連携して職場体験を受け入れることにしている。
今月30日から「防災週間」が始まるのに先立ち、立川市では地域の住民や子どもたちが参加する防災イベントが行われた。毎年8月30日~9月5日は国が定める防災週間で、東京消防庁は「親子で楽しみながら防災について考えるきっかけにしてほしい」としている。
3人の女性警察官を取材した。午前7時、福岡県警察本部に出勤してきたのは、延ちさとさん。殺人などの凶悪犯罪を主に扱う捜査第一課に所属している。延さんの担当は、死亡原因などを調べる検視係。延さんは今年3月に牛嶋恵理さんと大淵紘子さんとともに福岡県警の女性警察官では初めて検視官を補助する検視係に任命された。検死係は病院などで医師が死亡を確認した場合を除くほぼ全ての遺体と向き合い、死亡原因を特定して事件性の有無などを判断している。事件や事故の現場はもちろん住宅で人が病死した場合にも出動。警察署の霊安室で詳細な検視を行うこともある。去年1年間に福岡県内で見つかった死因のわからない遺体は、およそ6500体。福岡県警察本部の検視官室に勤務する35人でその9割近くを検視していて1日平均17体の遺体と向き合っている。発見者が「怖くて近づけない」と通報するような凄惨な現場に出動することもあり、心身ともに負担のかかる仕事だが強い使命感を持ってのぞんでいる。延さんは「死者や遺族の無念を晴らせるのは私たちだけだと思ってやれるところにやりがいを感じている」などと話した。遺族のケアを大切にしていると話す牛嶋さんは「女性の体を見知らぬ男性が確認するのは抵抗を持つ方もいるので、極力亡くなった方が女性であれば私がお体をみる」などと話した。彼女たちの活躍に上司も期待を寄せている。上司は「県警初の女性の検視の補助官ということで知識を深めて検視官として一人前になってほしい」などと話した。任命から5か月、細部まで目を凝らし、きょうも遺体と向き合う。牛嶋さんは「死者の最後を自信を持って遺族の方に代弁できるような検視官になりたい」などと語った。
熊本県合志市にある珠算教室では、およそ300人の子どもたちがそろばんを学んでいる。その中で、難関試験に合格したという中学3年生の吉岡都葉さんを取材。合格率はわずか0.02%というそろばんの認定試験の中で最も難しいと言われているのが、日本珠算連盟の珠算10段。暗算の実力をみせてもらった。吉岡都葉さんは、「頭の中にそろばんがあるので、それに数字を入れていく感じです」とコメントした。そろばん歴8年の吉岡都葉さん。これからの目標について、吉岡都葉さんは、「日本珠算連盟の暗算検定試験で10段をとることです」とコメントした。
愛知県豊橋市にある豊橋総合動植物公園では最高気温が34℃に上った。そんな中、飼育員が運んできたのは果物の入った氷。世界のサルの中で最も北の地域に生息するニホンザルは暑いのは苦手。投げ入れられた氷を食べて涼を得た。ツキノワグマのアイルちゃんにはりんごなどの入った大きな氷が渡された。
エンディングの挨拶。