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スノーボードの男女で、ダブル優勝の快挙。およそ1年2か月後に開幕するミラノ・コルティナ五輪の代表選考に関わるスノーボード・ハーフパイプのW杯が行われ、女子の第2戦に今後、大注目の新星・清水さら(15歳)が登場した。清水さら(2009年11月12日生まれ15歳、身長153cm)は、父親の影響で4歳から競技を始め、2021年の全日本選手権では当時、小学5年生ながら史上最年少で優勝し、今シーズンからW杯に参戦した期待の若手。W杯・女子ハーフパイプ第2戦に登場した清水さらは、横に2回転半回る“フロントサイド900”を成功させると、今度は後ろ向きから横に2回転半回る“バックサイド900”と、連続で横に2回転半の技を成功。その後もノーミスで滑りきった清水さらは、女子唯一の90点台をマークして初優勝を飾った。W杯で初の金メダルに輝いた清水さらは「W杯で勝てて、とてもうれしい。何よりもうれしいのは、自分の滑りができたこと。ハッピーです」と喜びを語った。また、五輪2大会連続出場をめざす小野光希も3位に入った。結果は、1位:清水さら90.50、2位:蔡雪桐88.50、3位:小野光希88.00。