news every. news file
東京・浅草では初夏の風物詩、三社祭がきょうから始まった。初日の目玉は大行列。3日間で約180万人。日本を代表する祭りの一つ。浅草のシンボル・雷門前では、北海道から来た人が「羽ばたいた」「堪能した 楽しかった」と話していた。しかしあまりの混雑に、人々の熱気がみなぎる、熱中症と見られる人は車椅子で移動していった。祭りの会場近くにある東京・台東区のむすび まつ葉のこだわりは契約農家から仕入れる新潟県産コシヒカリ。三社祭は大事な稼ぎ時だが、今村奈々さんは「契約している農家のコメもない 今少ないギリギリと言われて、私も三社祭をギリギリで戦わないといけない」と店頭のコメ販売を2カ月前から中止して値上げの危機を回避したという。東京・台東区の松金商事の松村秀雄さんは、この数年で3割以上は上がっているという。原料が海外頼みの草履は円安などの影響で度々値上げをしていて、トランプ関税の影響次第ではさらなる値上げをせざるを得ないと不安を抱えている。