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不動産会社から家賃の値上げ通知が来る事例は物価高の中で増加しているという。JR山手線・高田馬場まで徒歩3分と言う1LDK住宅はもともと15万円だった家賃を今月から17万4000円にあげるという。また、東京23区のマンションの平均家賃は単身者向けのものは去年3月が8万9476円だったのが今年3月には9万2937円へ、大型ファミリー向け住宅は去年3月が36万3501円だったのが今年3月には37万8453円へそれぞれ値上げしているという。（アットホーム調べ）専門家の渕ノ上弘和氏は新築物件の高さから賃貸で様子を見る家庭が増加したことで賃貸の需要が増加し、更に賃料が上昇しているためと紹介している。不動産経済研究所によると、東京23区の新築マンションは平均1億1483万円となっていて、年間で1億円を超えるのはこれが初となっている。一方でマンションオーナーからもリフォームで家賃の数カ月分が飛んでしまうので苦しいと話す様子が見られる。