ゲームゲノム 喜怒哀楽のレール~桃太郎電鉄~
桃太郎電鉄の生みの親・さくまあきらさんは過去2度の脳出血を経験し左半身の麻痺や発話の障害を抱えている。会話は難しいものの今回取材に応じてくれた。現在総監督として制作を指揮し続けている。自宅には37年前から積み重ねてきた制作資料が保管されていた。1995年作成の資料はさくまさんが自らが手書きで作った地図。描かれた駅は全てさくまさんが実際に訪れたことがある場所。旅好きのさくまさんは日本各地の魅力をゲームで伝えようとしたという。そんなさくまさんが長年守り続けてきた哲学は「画面の中ではなく画面の前を作る」。