ゲームゲノム 喜怒哀楽のレール~桃太郎電鉄~
1982年からさくまさんが始めたのは少年誌の読者コーナー。募集するお題を決めてはがきを集めては誌面に載せる仕事。工夫次第では10万に達する読者からの反響にやりがいを感じていたという。誌面を通じた読者とのやり取りの中でさくまさんは誰もが参加し楽しめる場所作りの手法を磨いていった。そしてゲーム画面の前に楽しめる場所を作った。ドラゴンクエストの生みの親・堀井雄二さんによると桃太郎電鉄にはさくまさんならではの仕掛けがみられるという。目的地から最も遠いプレイヤーに取り付く貧乏神というマイナス要素を入れて友達と盛り上がれるところがさくまさんらしいという。