- 出演者
- 三浦大知
今回の特集はお金持ちを目指すボードゲーム「桃太郎電鉄」。40以上のシリーズ作品が発売され累計販売本数は1800万超。コロナ禍に発売されオンライン対戦が可能な作品は過去最高の400万本を売り上げた。
オープニング映像。
桃鉄歴30年のヒャダイン&犬山、桃鉄初心者のROIROMが対決。旅も目的地はランダムに決められる。スタート地点の東京から資産を増やしながらすごろく形式で仙台を目指す。目的地に1番に到着したプレイヤーは高額の援助金をゲット。そして新たに決められる目的地を目指す。本作は所持金以外にも主要な駅で買える物件があり年度末の決算で収益が手に入る。
スタジオにはゲームディレクター・桝田省治さん、プロデューサー・岡村憲明さんを招いた。桝田さんは「現場にも5分で楽しくさせろと繰り返し言っている」と話した。
- キーワード
- 桃太郎電鉄
桃太郎電鉄の生みの親・さくまあきらさんは過去2度の脳出血を経験し左半身の麻痺や発話の障害を抱えている。会話は難しいものの今回取材に応じてくれた。現在総監督として制作を指揮し続けている。自宅には37年前から積み重ねてきた制作資料が保管されていた。1995年作成の資料はさくまさんが自らが手書きで作った地図。描かれた駅は全てさくまさんが実際に訪れたことがある場所。旅好きのさくまさんは日本各地の魅力をゲームで伝えようとしたという。そんなさくまさんが長年守り続けてきた哲学は「画面の中ではなく画面の前を作る」。
1982年からさくまさんが始めたのは少年誌の読者コーナー。募集するお題を決めてはがきを集めては誌面に載せる仕事。工夫次第では10万に達する読者からの反響にやりがいを感じていたという。誌面を通じた読者とのやり取りの中でさくまさんは誰もが参加し楽しめる場所作りの手法を磨いていった。そしてゲーム画面の前に楽しめる場所を作った。ドラゴンクエストの生みの親・堀井雄二さんによると桃太郎電鉄にはさくまさんならではの仕掛けがみられるという。目的地から最も遠いプレイヤーに取り付く貧乏神というマイナス要素を入れて友達と盛り上がれるところがさくまさんらしいという。
ヒャダイン・犬山・ROIROMが桃太郎電鉄をプレイ。貧乏神は時間が経つとさらに凶悪な存在に変身する。この貧乏神には画面の前を盛り上げるさらなる仕掛けがある。他のプレイヤーに貧乏神をなすりつけることができる。さらに本作には最下位でも逆転できる仕掛けがある。それは黄色いマスに止まるともらえるカード。他のプレイヤーを最果てに飛ばすことができるカードなどがある。
- キーワード
- 桃太郎電鉄
初代から37年続く歴史の中には画面の前の現実と向き合った作品もある。2016年発売のゲームで描かれたのは東日本大震災。発売の翌年、さくまさんは復興の力になればとゲームの売上の一部2000万円を被災した鉄道会社に寄付した。
近年、桃鉄は教材としても活用され始めている。2023年に提供が始まった「桃太郎電鉄 教育版」は地域の特徴や歴史が説明が出たり駅や物件を自分を作ったりすることも可能。全国の小学校の35%以上が導入されている。
岡村さんはリリース前にいくつかの学校にテストをしてもらっていた時に、不登校の生徒が学校に来るようになったなどの話を聞いて誇らしかったと話した。
- キーワード
- 桃太郎電鉄
ヒャダイン・犬山・ROIROMが桃太郎電鉄をプレイ。最後の1面を迎え、最下位のひろむ社長は他プレイヤーの所持金の全てを一定確率で奪う坊主丸儲けカードを手に入れて逆転。結果は1位はひろむ社長、2位はいぬやま社長、3位はろい社長、4位はヒャダ社長となった。
- キーワード
- 桃太郎電鉄
浜川は「緊張してたけどゲームが終わった時には自然とアイスブレイクしてた」、本多は「初対面でも人となりが分かるから仲良くなれる」、犬山は「さくまさんの気持ちが伝わってくる」、ヒャダインは「自分だけがいいじゃなく一緒にやっていこうぜという感情が自分の中に残っているんだなと再発見になった」、三浦は「いろんな感情を体験するレールに乗せてもらって皆さんが作る桃鉄に引き出されてる」などと語った。
エンディング映像。
ゲームゲノムの次回予告。
首都圏情報 ネタドリ!の番組宣伝。
所さん!事件ですよの番組宣伝。
ブラタモリの番組宣伝。
「ステータス」の番組宣伝。