2025年7月27日放送 0:40 - 1:25 NHK総合

ゲームゲノム
『MOTHER2』バカリズム激白!僕の冒険は続いてる

出演者
三浦大知 
(オープニング)
オープニング

今回はバカリズム、糸井重里が登場しMOTHER2のプレイ体験を紐解く。

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MOTHER2 ギーグの逆襲下村陽子
(MOTHER2 ギーグの逆襲)
ドキドキの大冒険!伝説のRPGに迫る/始まりはRPGへの”憧れ”から

バカリズムは、ここまで自分を投影できるゲームはないと話した。MOTHERシリーズの監修・企画・シナリオを担当した糸井は、野球見てる子が選手になりたいと言うのと同じで「1試合だけ出してくんない?」という感じで作った、ドラクエがきっかけになった、ポピュラーソングみたいにどこかで心が通じるRPGをやってみたかったと話した。

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MOTHER2 ギーグの逆襲ドラゴンクエスト
”平凡な少年”が世界を救う!?

199X年のある夜、少年ネスの家から物語は始まる。大きな音で目を覚ましたネスが外に出ると、近くで隕石が落ちたことを知る。警察が捜査しており、隕石は目の前にあるが立ち入ることはできなかった。隣の家の少年にそそのかされて警察が引き上げたあとに現場に立ち入ると、隕石が光り10年後からやってきたブンブーンが登場する。ブンブーンは、破壊主ギーグが未来の世界を破壊していると訴えた。倒せるのは3人の少年と1人の少女で、そのうちの1人がネスだった。ブンブーンは隣の家の母親に叩き落されて致命傷を負い、ネスに世界に8か所ある「おまえのばしょ」に行くという使命を与える。

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MOTHER2 ギーグの逆襲ネス
大人のほうが刺さる!?少年少女の物語

バカリズムは、上京してからプレイしているので実家が出てくるところが余計に刺さったと話した。糸井は、主人公は横の景色が見えている、主人公がなめられているのを表現したかった、当時小学生の娘がいた、子どもがいるとどこかでそれに合わせた仕事をしたくなる、自分だけの心の要素が入り込んでしまうと話した。

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MOTHER2 ギーグの逆襲
冒険が変える”身近な景色”

ネスは8か所の「おまえのばしょ」を探す。1つ目はネスの住む町にあるといい、聞き込みをする中で不良たちともバトルになる。バトルの前にはドラッグストアやハンバーガーショップで装備とアイテムを購入できる。不良たちから場所を教えてもらい、ネスは洞窟を探索した。ゲーム冒頭ではさまざまな質問があり、そこでプレイヤーが答えた「かっこいいもの」がそのままゲームの必殺技になる。ボスを倒して「おまえのばしょ」にたどり着いたネスは、ギーグを倒すための力を1つ得た。

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MOTHER2 ギーグの逆襲ネス
子どもの目線から広がる大冒険の世界/バカリズムから見た”糸井ワールド”の神髄/踏み出した一歩が世界を広げる

糸井は、プレイヤーがやってくれたことがゲームの幅を広げる、前に進むことや敵を倒すことそのものが目的じゃなくそこにいて楽しいようにしたかった、本職じゃなかったので距離感を持って設定ができると話した。バカリズムは、小学校の頃に遠くにあるいとこの家に行くのも冒険感があった、ゲームでも自転車を得ると世界が広がると話した。

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MOTHER2 ギーグの逆襲
”恋しさ”が生む 弱さと強さ

8か所の「おまえのばしょ」を巡る中で、ネスは同世代の仲間とも出会い力を合わせて冒険を進める。ホームシックにかかったネスは、家に帰り母親の料理を食べることで克服する。帰る場所の存在が冒険を続ける力になり、恋しいという感情がネスを成長させた。

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MOTHER2 ギーグの逆襲ネス
強さは”恋しいという弱さ”から生まれる/誰もが”居場所”を求めている

バカリズムは、ホームシックで何もできなくなるのはリアル、幼稚園の頃に地域の子とキャンプしたとき夜さみしくなって帰ったと話した。糸井は、子どもは社会の中で弱い存在というのはベースにあった、冒険するにもホームがないとできないと話した。

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MOTHER2 ギーグの逆襲
旅路の中で”家族”を知る

物語が進むとネスと冒険をともにする同世代も登場し、彼らもまた身近な人々の支えで大きな一歩を踏み出す。超能力を使うポーラは、その力に目をつけられてさらわれる。テレパシーで助けを求められたネスはポーラを救出する。ネスとポーラが地下に閉じ込められたとき、ポーラはまだ見ぬ仲間に助けを求めた。それに反応した機械いじりが得意なジェフは、ポーラの導きで10年ぶりに父のアンドーナッツ博士と再会した。そしてアンドーナッツ博士はネスとポーラの救出に力を貸してくれることになった。

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MOTHER2 ギーグの逆襲アンドーナッツ博士ジェフネスポーラ
少年少女から見える”さまざまな家族像”/糸井重里の生い立ちが映す”家族の形”

糸井は、子どもを描くうえで家族を描くのは当然だった、自分自身が離婚家庭の子供だったので普通じゃない扱いが嫌だった、母親がケロッとしているのも見えてるとこだけじゃない何かを感じてくれるように作ったと話した。

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MOTHER2 ギーグの逆襲
旅の出会いが”勇気”を育てる

とある町の劇場で人気バンドのトンズラブラザーズと出会う。彼らは劇場のオーナーに騙されて多額の借金を背負っていた。ひょんなことから大金を得たネスたちは彼らを借金から解放。彼らは恩返しに次の町まで車で送ってくれた。最後の仲間であるプーは東の果ての国の王子で、修行によって確かな強さと勇気を手に入れ、ネスたちと世界を救う運命に立ち向かう。修行で登場したまぼろしろうじんは、心技体がすべて揃ってこそ仲間を守る力が生まれると教えた。またゲームの中ではプレイヤー自身にメッセージが投げかけられる場面もある。

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MOTHER2 ギーグの逆襲ネスプー
糸井からプレイヤーへの言葉 その真意とは/子どもを導く”あたTかな距離感”/”おぼろげな記憶”が心に残したもの/タイトルに込めた「MOTHER」の意味/”あの頃の大冒険”が私たちにもたらすもの

バカリズムは、ゲームで自分に話しかけるのはドキッとすると話した。糸井は、ドラマをドラマを気づかせるような地続きにしちゃうことに憧れがあった、と話した。ネスは「おまえのばしょ」にたどり着くたび、脳裏に記憶の断片がよぎる。これらはネスが物心つくまえに両親に愛想を注がれていた記憶だった。糸井は、タイトルは絶対にマザーだった、ある幸せだけじゃなくなかった幸せもあるんじゃないかと話した。

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MOTHER2 ギーグの逆襲ジョン・レノンマザー
(エンディング)
エンディング

エンディング映像。

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