NHKニュース7 (ニュース)
アメリカ・トランプ大統領の就任から20日で1か月。就任から1か月を前に、トランプ大統領、早速成果を上げているとアピールした。トランプ大統領は、1期目を大きく上回るペースで大統領令に署名するなど、次々と政策を実行に移している。会見だけでなく、大統領専用機の中から、そしてSNSと、次々に情報を発信するトランプ大統領。「フラッドザゾーン」と呼ばれる戦略だと指摘されている。洪水のように大量の情報をあふれさせることで、メディアや野党民主党の批判をかわすねらいだとアメリカのメディアは伝えている。トランプ大統領の1期目に当時、首席戦略官だったスティーブバノン氏が主導したとされている。バノン氏は後に行われたインタビューで、「メディアは愚かで怠惰なので、1度に1つのことしか集中できない」と述べていた。支持率を見てみると、今月行われた世論調査で45%と、就任後の調査と同じ水準だった。共和党支持者の支持率が9割を超える一方、民主党支持者は1桁台にとどまっている。