news every. 斎藤佑樹の気になる!
岩手・大船渡市で発生した山火事では1人が亡くなり、221棟の建物が被害を受けた。斎藤キャスターと面識がある志田恵司さんは約10日間の避難生活を余儀なくされた。職場の一角を借り、カップ麺、10kgの米を持参したという。なお、市は12か所の避難所を開設。地元企業との連携で、支援物資を避難者に届けることができた。2人用テント、パーティションなども用意していて、プライバシーにも配慮。さらに三陸公民館では助け合いの輪が自然と生まれていた。鈴木健悦さんは「東日本大震災の際には支援を受けた。今回は返す番」と語った。駆けつけた地元住民が食事の準備、配膳などを行い、公民館近くの食堂では温かい食事を食べてほしいと、すべてのメニューを無償で提供。全国から食材が届いたこともあり、約1カ月は続けることができたという。
ワカメ漁が最盛期を迎えるなか、漁師である古川祐介さんの倉庫が全焼した。震災による津波で失った自宅の跡地に建て、加工機械などもあったという。現地では住宅への支援は始まっているが、産業への具体的な補助は決まっていない。さらに物価高騰も悩ましいという。それでも古川さんは漁業は続けたいという。