news zero (スポーツニュース)
89年ぶりの優勝を目指す県岐阜商と、春夏連覇を狙う横浜の準々決勝。激戦となった試合は、スーパープレイから始まった。生まれつき左手の指を欠損している県岐阜商の横山が、ライトの守備で見せチームを盛り上げる。すると横山は、4回初戦から4試合連続となるヒットをマーク。さらに横山が広げたチャンスから、県岐阜商が追加点5回までに4点をリードする。しかし、春の王者横浜も反撃、2点を返しなおもランナーを置いて2年生の池田が今大会初タイムリー。その後も横浜は得点を奪い、終盤8回に追いつく。県岐阜商は続くチャンスを活かせないまま、試合は延長タイブレークへ。ノーアウト1塁2塁から始まる横浜の攻撃、悪送球から得点、この回一気に3点を奪い横浜がこの試合初めてリードする。そのウラ県岐阜商は、ノーアウト満塁バッターは小鎗、左中間へ走者一掃のタイムリーヒット。土壇場で維持を見せ試合を降り出しに。延長11回県岐阜商が再びチャンス、バッターは坂口でサヨナラ勝ち。4番が試合を決めた県岐阜商、横浜との大激戦を制しベスト4入りとなった。