真空率99.5%!食品保存に革命

2025年11月15日放送 16:21 - 16:31 テレビ東京
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秋田市の美酒王国秋田 Sake-Naviで、一風変わった日本酒・真空酒が人気を博している。真空酒を初めて飲むという女性は、おいしい、フレッシュと話していた。高橋朝子店長は、蔵で搾ったお酒を真空パックにして、まだ空気に触れたことがない、空気を知らないお酒だと話す。真空酒とは地元酒造と連携し真空パックにした生酒。この取組は東京・恵比寿のインターホールディングスが始めたもの。インターホールディングスCEOの成井五久実は、飲水を新鮮に保てるとうたい、あの真空パックをクラウドファンディングに出したところ、目標の7倍以上も売れた。他にも真空の特許技術を使い様々な製品を作っている。日本酒を入れる家庭用パックのshin-ku BOTTLEは、真空率99.5%を実現するという。その技術の核になっているのがキャップの下のドーム型の部品。この技術はハジー技研の萩原忠さんから譲り受けたもの。成井はこうした日本の技術を世界に広げるため、インターを創業したという。
9月中旬、大阪・関西万博会場の一角に日本酒サーバーの新型サーバーが設置されていた。日本酒サーバーをネットに接続し、パックの自動発注が可能になる予定。ホテル事業を手がける担当者などから注目を集めていた。さらに事業と子育てを両立する成井は連続起業家でもある。28歳で立ち上げた男性向けWEBメディア JIONを1年後に3億円で売却。その資金を元に2社目となるインターホールディングスを立ち上げた。
成井は真空パック事業の成長を加速させるため、新たなチャレンジに乗り出そうとしていた。その舞台はジョージア。海外営業担当の岡本奎志とともに、この地を訪れた。首都・トビリシの中心部は風情ある町並みで知られている。街の中心部でトルコ式の天然温泉に入ることも出来る。そんなジョージアはワイン発祥の国でもあリ、町中でもワインショップがいたるところにあり、商品も多くが地元ジョーシア産。日本酒に続き、今度はワインで真空技術を使おうという。成井が向かったのはシグナギという街の周辺にあるワイン生産地。成井はワインを日本に持ち帰り味の変化をテストしたいと考えていた。ジョージアンワイナリーでは伝統的な製法を守り続けているという。ジョージアワインの製法が、土製のかめ(クヴェヴリ)を地中に埋め、その中でブドウを発酵・熟成する。世界最古のワイン製造法として2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された。クヴェヴリの中でまるごとの白ブドウを発酵させたワインは鮮やかな琥珀色が特徴。今回のテストに協力してくれたこちらのワイナリーは、ジョージア出身・元大関の栃ノ心(レヴァン・ゴルガゼ)さんがオーナーを務めている。成井は、私達が飛行機で運び、味に変化がないかを日本で試してみるという。ジョージアの訪問から1ヶ月後、東京・恵比寿のインターホールディングスにやってきたのは、栃ノ心。真空で輸送したワインの味わいは?


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