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警察庁によると、去年1年間におきた水の事故は1535件と過去10年で最多となった。水の事故から”命を守る”にはどうしたら良いのか。水難学会理事でもある東京海洋大学の田村准教授によると、子どもの川の事故が一番多く、去年水難事故で亡くなるなどした子どもは河川での事故が海を上回った。水深が突然深くなることがパニックの引き金になるという。水の事故から身を守るには、3つのポイントがカギになるという。ライフジャケットの着用、”背浮き”で待つ、助けに”行かない”。まず1つ目の「ライフジャケット」の正しい付け方は、ゆるみや浮きがないように体に固定する。続いて、流された時の対策は、呼吸を確保できる「背浮き」の姿勢で待つことが大切とのこと。最後のポイントは、陸にいる人が飛び込んで助けに行かないこと。溺れかけた人を見つけた場合、浮くものを投げるのが鉄則。浮き具を投げたら119番通報すること。3つの対策は海でも有効。