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ペルーを訪れている石破総理大臣が習近平国家主席と初めて会談し、首脳レベルの往来も念頭に対話を重ねていくことで一致。会談は予定時間を上回り、約35分間、同時通訳で行われた。焦点となっている日本産水産物の禁輸措置の解除時期について、具体的な進展はなかった。一方で、トランプ政権をみすえ、日中双方とも安定した関係を築きたい思惑は一致。石破総理は「戦略的互恵関係の包括的な推進と建設的かつ安定的な関係を構築するという大きな方向性で確認を見た」と述べた。来年前半にも日本で開催される日中韓首脳会談での李強首相の来日を成功させたい考え。将来的な石破総理の訪中も見据えた前向きな会談だと関係者は話している。