グッド!モーニング GOOD!いちおし
きょうのテーマは「まだまだある!知られざる北大路魯山人」。茨城県陶芸美術館で現在開催中の「魯山人クロッシング」。美食家や芸術のカリスマとして知られる北大路魯山人が残した貴重な作品、約70点を展示。今回は笠間市にある魯山人の家「春風萬里荘」を訪ねた。魯山人は北鎌倉に居を構えていたが死後、笠間市に移築され名付けられた。「春風萬里」は魯山人が好んだ李白の詩から作った造語で、「遠くから風が吹いてくること」を意味する。昭和の始めに魯山人が北鎌倉に開いた星岡窯の母屋として移築。自らの住居としていた。
北大路魯山人の住まい「春風萬里荘」を紹介。書斎は元々馬屋だったところを改装したという。トイレは水洗で、魯山人自ら便器も作ったという。浴室には魯山人が好んで焼いたものが貼り付けてある。茶室は千利休の孫・千宗旦の茶室を手本にしているとのこと。寝室の目の前には京都・龍安寺を模した枯山水の庭園が広がっている。