列島ニュース (福島局 昼のニュース)
福島市で例年夏ごろに飛来し秋にはいなくなるムクドリが、ことしは暖かい日が多い影響で長くとどまり、ようやく今週になっていなくなったと見られることが分かった。例年に比べて、ひと月半程長くとどまっていたことになり、福島市は来年の飛来に向けて有効な対策を地元などと改めて協議したいとしている。福島市ではムクドリの群れが毎年6月ごろから秋にかけて天敵から身を隠せる安全なねぐらを求めて飛来し、JR福島駅周辺などの中心市街地では騒音やふんによる被害が問題になっている。市は12日に急激に冷え込み、街路樹の葉がほぼ落ちたことで飛来しなくなったのではないかとみている。